野口健さんと富士山清掃(レポート3)
2007年8月31日の昼12時30分。
山梨県の青木ヶ原樹海山道。
1号車のボランティアスタッフ約40名は、
清掃場所である道路傍に到着いたしました。
気になっていた天気は晴れ。
山は場所場所によって天気が異なります。
朝霧高原はもともと雲がたまり地域なんだそうです。
さて、青木ヶ原のこのポイントは、
道路脇にポイ捨てされるゴミが多い場所だということで、
道路脇から5m以内の範囲で
道路に沿って歩くことになりました。
移動中のバスの中で、
富士山クラブの指導員のもと役割分担を完了しており、
道路の右側、左側を清掃するチームと、
燃えるゴミ担当、燃えないゴミ担当、ビン・ガラス担当、
缶担当、金属類担当が決定しています。
バスを降りた私たちは、
軍手・ゴム手袋を装着し、清掃を開始します。

歩きはじめてすぐ、
道路のわきを覗いてみると・・・

第一ごみを発見!

燃えるゴミ担当がごみを拾います。

時折、道路を車が通り、
また猛スピードで山を下ってくるので、
メンバーはしっかりと列を組んで歩きます。
列の最後尾には、NUTSのスタッフがついて、
安全用の赤い旗を運転手に向けて降ったり、
ごみ拾いメンバーに対して「車が来ます!」と呼びかけます。

壮大な原始林の中で、
どんどん発見される人工物。
袋にはどんどんゴミがたまっていきます。
まとめて捨てられたゴミ。

歩いて1時間も経たないうちに、
いくつかのごみ袋はいっぱいになりました。

中間地点で、一度ゴミをまとめます。

これは片側のチームで回収されたゴミです。
多いですか?少ないですか?
そして、しばし休憩。
この子はお母さんと一緒に参加していて、
ごみ拾い中に「四つ葉のクローバー」を見つけました。

やはり子どもと大人では視線の高さが違いますから、
子どもは地面にあるものに気付きやすいのでしょうね。
10分ほど休憩しましてから、
後半戦のスタートです。
新しく出したごみ袋も
どんどんゴミがたまっていきます。
道路脇だけではなく、
3mほど奥に入ったところや、
地面の窪みにもゴミは捨てられています。
こういった場所には、
若い男性が入っていきゴミを回収します。
これはひどい・・・

ごみを捨てるのは、
ほんの一部の人かもしれません。
でも、たった一部の人間の行為が富士山を汚し、
その一つのごみが次のごみを誘引しているのです。
そして、約1時間後。
目標地点まで到着しまして、
再びごみをまとめました。


これは片側のチームが後半に集めたゴミです。
6袋×2チーム×2サイクル(前・後半)=24袋
約24袋のゴミが回収されました。
一袋あたり40Lの計算で、
960Lのごみということになります。
お風呂の浴槽でいうと約5杯分です。
道路脇2kmほどの区間で、
約1年間の間に新たに捨てられたごみがこの量。
ごみの一つ一つは、
さほど大きいサイズではありません。
ということは、
一体何人がごみを捨てたことになるのでしょう?
まあ、そんな面倒な計算はしなくても、
単純に「ごみを捨てなければいい」だけの話なんですが。。。
法的に罰せられないので
「不法投棄」ではないかもしれませんが、
心がない行為なので、
「非情投棄」(ひじょうとうき)とでも名付けましょうか?
さて、清掃活動を終えた私たち1号車のメンバーは、
山をきれいにした、心をきれいにしたことに続き、
体をきれいにするために、温泉施設へと向かいました。



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