私の頭の中の消しゴム
「私の頭の中の消しゴム」
だいぶ前に観た映画です。
なぜかふと思い出して、
感想を書きたくなったので、
忘れないうちに書いておきます。

(オリジナル画像 by SHOU)
↑記憶の鮮明さを画像の鮮明さに例えています。
(消えゆく記憶の中で、
2人の記憶の重なる部分が濃くなっていて、
さらにその記憶の中で、
お互いの手がしっかり重なり合ってます。)
この映画には2人の主人公が登場します。
一人はちょっと気の荒い大工志望の男性チョルス。
もう一人は建設会社の社長令嬢のスジン。
2人の出会いと恋、
スジンが『若年性アルツハイマー』であると発覚してから
展開が広がっていきます。
これから観る方のためにちゃんとネタは伏せますが、
この映画、さまざまな苦悩が交差します。
今まで大事に育ててきた娘の記憶が
徐々になくっていくことに対する家族の苦悩。
愛する人のことを日に日に忘れていってしまう
ことに対する彼女の苦悩。
彼女の苦悩を痛いほどわかるけれど、
どうにもすることができない男性の苦悩。
人の記憶、思い出、
それらは徐々に薄れていくものではあるけれど、
他人にも分かるほどの早さでそれらが消えていくことは
闇に落ちるようにとても怖いことだと思います。
そのときに本人はどういう生き方を選択するか?
その人を愛する人はどういった支えができるのか?
家族は彼女の思いを優先させることができるのか?
様々な立場から、
人間の本質を考えさせてくれたように思います。



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